単位を取得するために頑張っている学生も多いと思いますが、成績表右下のGPAも気になりますよね。
大事な数値なのですが「GPAっていったい何なの ? 」と思っている人も少なからずいるはず。
今回はそんなGPAについて、解説していきます。
そもそも GPA って ?

GPA は何の略 ?
GPA とは Grade Point Averageの略。
必修・基盤、自然・文化関係なく、すべての評価の平均点のことです。
どうやって算出されるの ?
S・A・B・C・Fで成績が評価
され、それに応じて GP (Grade Point) と呼ばれる点数が付加されます。
山大では以下のような配点になっています。
S (秀) = 4点
A (優) = 3点
B (良) = 2点
C (可) = 1点
F (不可) = 0点
これにそれぞれの授業の単位数をかけて、総単位数で割ったものが GPA です。
例えば「2単位の授業を2つ取り、SとBという評価だった」場合、(2単位 × 4点 = 8) + (2単位 × 2点 = 4) ÷ 4 (総単位数) = 3で、GPA は 3.00 となります。
ちなみに山大では、卒業単位に含まれない授業(教職関係や学芸員資格関係)もこの評価の対象です。
GPA が必要になるのはどんな時 ?

ゼミや研究室の選考時
ゼミや研究室の募集人数以上の希望者がいる場合、GPA を使って所属を決めることがあります。
工学部や理学部などに多い方法のようです。
大学院進学時
大学院の推薦入試などの出願条件に GPA に関するものがある場合もあります。
ちなみに山形大学大学院理工学研究科の推薦入試の条件として、
「所属する学科等で3年次までに開講されている専門必修科目 (単位) の3分の2以上が点数評価において80点以上で評価されていること」
が挙げられています。80点以上なので、A以上の成績ということですね。
給付型奨学金の選考時
返還不要の給付型奨学金に申し込む際の条件として、「GPA 3.50 以上」などが挙げられている場合もあります。
留学をするとき
山形大学で、交換留学にいける条件がGPA2.5以上
そして、受け入れ先の大学での成績要件などもあります。
大学の代表として交換留学に行くので、
英語だけではなく成績の条件もあるんですねー
GPA をアップするためには ?
授業を必要以上に取らない
授業数を減らすと GPA は上がる
必要最低限の授業数で、それぞれに集中する
ということが大切なようです。
自分にあっている授業かどうか見極める
シラバスをよく読んで、評価方法が自分に合っているか確認するとおすすめ!
テストが嫌だったので、選択科目は出席とレポート重視の授業を選んでいました!
教職組はGPA低めになる
教職をとっている人・いない人で 授業数に差があるので、
GPA に差が出てくるのは当たり前
教職科目を抜いて考えるとみんなとそれほど変わらなかったりします
まとめ

いかがでしたか ?
たかが GPA 、されど GPA 。いろんなところで使える便利な数字、高くて損はありません。
なにかやりたいことがある、行きたいところがあるという時、GPA は背中を押してくれる一つの要素になるはずです。
「今まで気にしてなかった ! 」という方も、ちょっと気にしてみると授業のモチベーションも上がるかもしれませんね。
前期の学校生活、がんばっていきましょう !