こんにちは!
やまがた学生情報局のNです!
初の連載に挑戦!
ぜひ読んでもらえると嬉しいです!
はじめに
今年も3月1日がやってきました。
いわゆる「就活解禁日」ですね。
最近、街なかを歩いているとリクルートスーツを身にまとった緊張感あふれる就活生をよく目にするようになりました。
そんな就活生を目にする度、「1年前の自分もそうだったなぁ」なんて、自分の就活生時代を思い出します。
そんな【就活生応援企画】ということで、僕自身の体験に基づいた「就活の極意」を全六回の連載でお送りします。
第一回は「内定までのやることリスト」。
就活生必見です!!
就活の概要
読者のみなさんは、大学卒業後の進路を考えていますか?
明確に「こういう進路を選択する」と決めている人もいれば、漠然と考えている人、まだ全く考えていない人など、様々だと思います。
大学卒業後の進路を大別すれば
- 民間企業への就職
- 公務員
- 大学院への進学
などが挙げられます。
「就活」とは、この中でも「民間企業への就職」を考えている人はマストで通らなければならない、自分自身の働きたい業界の選択・働きたい企業の選択・エントリーシート提出(受験企業への応募)・面接・進路決定の流れを指します。(公務員試験を受けることを就活に含む場合もよくありますが、この記事では上記のように定義することにしますね。)
公務員試験との違い(公務員との迷い方)
まずは、民間就活と公務員試験の違いを挙げて比較していきたいと思います。
民間就活と公務員試験との違い
1年で受験できる数の違い
公務員試験の場合は筆記試験を通過しなければ面接に進むことはできませんが、筆記試験の日程は6月の土日に被りやすく、1年で受験できる数が民間就活の場合と比べて大きく制限されます。
それに対して、民間企業は受験できる数に制限はありません。また、採用試験の日程がかぶってしまうことも多々ありますが、その場合は企業によっては電話をして事情を説明すれば日程を変更してくれる場合もあります。(変更できない場合も当然ありますが…苦笑)
スケジュールの違い
公務員試験と民間就活の大きな違いの2つ目はスケジュールです。端的に言えば「民間就活は早く、公務員試験は遅い」という特徴があります。
公務員試験の場合は6月に行われることが多い筆記試験からスタートする場合が多く、その後面接・内定と進んでいくことになるため、内定が出るのは大学4年の8月中旬以降になることが多いようです。一方で民間企業の場合は経団連の採用スケジュールを順守している企業であれば、大学3年の3月から順次説明会・大学4年の6月以降選考が行われ、内定は大学4年の6月頃に出ることになります。しかし、経団連の定める採用スケジュールは形骸化しており、実際に2022年卒業の就活生でも、大学3年の2月上旬時点で9.9%が内定を得ている(リクルートキャリア調査)という状況です。
参考:資料大学生とつくる就活応援ゼミ(NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/special/news_seminar/syukatsu/syukatsu656/
試験対策方法の違い
民間就活の場合、SPIなどの筆記試験は当然ありますが、筆記試験は参考にする程度であり、足切りされる企業は少なく、むしろ面接の結果のほうが重視されるようです(マスコミのように企業独自の筆記試験を課していて、それで足切りされる場合も多々ありますが…)。
一方で公務員試験の場合、最初にある筆記試験の結果次第で面接を受けられるか否かが決まるくらい、筆記試験が重視されます(それでも近年は面接も重視されるようになっているたようですが…)。
従って、公務員試験の場合は民間就活の場合よりもはるかに筆記試験対策に力を入れなければなりません。
※民間就活と公務員受験の併用はできるのか?
人によりますが、できるようです。
実際に民間企業から内定をもらいながら、公務員試験にも合格した人もいます。
下記にメリットとデメリットをまとめておきますね!
メリット | デメリット |
民間企業の面接が面接練習になって公務員の面接のときに面接慣れすることができる | 公務員試験の勉強の時間を受験する企業の面接対策に時間を割かなければならない |
民間就活の時期別やることリストとその簡単な内容
①自己分析
面接では「自分自身がどういう人間で、どのように会社に貢献できるのか」を聞かれるため、就活をするにあたっては「そもそも自分がどういう人間なのか」を知ることが大切になってきます。
そのために「過去の自分」を振り返り、自分の価値観や考え方を探る必要があり、それが自己分析と言われます。
具体的には
- 自分史作成
- 過去の自分のモチベーショングラフ作成
- 自分スピーチ
など、漠然とした過去の自分のイメージを言葉にして表現していきます。
これが就活生の基本中の基本です!
自己分析の詳細は連載の途中で書いていきたいと思います!
②業界研究
ある程度、自分の興味のある業界が見えてきたら、その業界について調査していきます。
その業界が自分とマッチしているのかを確認する意味でも、面接で業界の話が問われるという意味でも、業界研究は大切です。
具体的には、その業界のビジネスモデル(簡単に言えば、どのようにしてお金を稼いでいるか)、その業界で今話題になっていること(業界のトレンド)、将来の業界の方向性などを調査していくことになります。
ネットや書籍で調査することもできますし、インターンシップや業界研究のイベント(マイナビやリクナビなんかがやっています)に参加するとある程度見えてくると思います。
③企業研究
業界が絞り込めてきたら、今度は企業について調査していきます。
同じ業界でも企業によって特徴は様々ですから、各企業の業界内での立ち位置を相対化して、各企業の特徴を掴んでいくとよいと思います。
面接では「志望動機」はかなりの割合で聞かれますから、自分なりに「なぜその企業で勤めてみたい」と思ったのかを言葉にできるように、自分にとっての「その企業の魅力」を見つけていきましょう。
④説明会参加
業界研究や企業研究の1つの方法に分類されると思います。
⑤OB・OG訪問
インターンシップや説明会でもその企業で働いている人から話を聞くことができる機会が設けられていることはありますが、OB・OG訪問を通じて直接アドバイスをいただくことで、その企業で働くイメージをさらに膨らませることができるでしょう。
⑥エントリーシート作成
企業の試験に応募するために、エントリーシートを提出します。
紙媒体で書かなければならない企業も一部ありますが、ほとんどの企業がインターネットで提出できるという印象です。
企業ごとに求められる項目は異なるものの、よくある項目として志望動機や自己PRなどを記入して提出することになります。
⑦面接対策
人気企業の場合、エントリーシートで落とされるケースも多々ありますが、エントリーシートでの選考が通過できれば、今度は面接が待っています。
面接で聞かれる頻出項目というのがありますから、それらについて「何をしゃべるか」くらいは考えておきます。実際に模擬面接をする人も多いかもしれません。
就活入門として参考になる情報一覧
マイナビ就活スケジュールと進め方
就活情報サイトとして王道のマイナビが提供する就活に関する基本情報をまとめたサイト。
就活の基本を抑えたいあなたには非常におすすめ。
https://job.mynavi.jp/conts/2022/susumekata/
リクナビ就活スケジュール最新版
マイナビと同様に就活の世界では通らない人はいないリクナビが提供する就活の基本情報をまとめたサイト。
こちらも就活の基本を抑えたいあなたには非常におすすめ。
https://job.rikunabi.com/2022/contents/article/edit~schedule~index/u/
就活生とつくる就活応援ニュースゼミ(NHK)
他の就活情報サイトと異なって、就活情報を「社会的なニュース」の視点から切り取って扱ってくれている一方で、内容も硬すぎず、就活を進めていくうえで知っておきたい様々な情報が分かりやすくまとめられていて、個人的には非常におすすめ。もちろん無料で閲覧できます。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/news_seminar/syukatsu/
就活探偵団(日経新聞)
┗日経新聞が提供する就活情報の連載。
新聞社提供の情報なので、情報サイトやSNSの口コミに比べて情報の信頼度は高く、安心感があります。
有料サイトである日経電子版または原則水曜日付の『日経産業新聞』で読むことができます。就活生の第一歩として日経新聞を読むのもありかもしれません!(ちなみに僕は就活が終わった今、将来のために日経新聞を購読しています)
https://www.nikkei.com/theme/?dw=20102200
就活ON!(読売新聞)
こちらは読売新聞の提供する就活情報の連載。
同じ就活生や先輩の就活体験談、大学の就職支援センターの方のお話など、就活生に役立つコラムや情報が満載。毎週火曜日の紙面に載っています。
ただしこちらもお金をかけて読売新聞を購読しないと(紙またはオンラインを問わない)手に入らない情報なので要注意。
就活生としての第一歩を新聞購読から始めてみるのもよいかもしれませんね!
https://kyoiku.yomiuri.co.jp/shukatsuon/
その他…SNSで就活情報をゲット!
今の時代、就活のコンサルタントや企業の人事担当の方、自分たちと同じ立場である就活生など様々な人がツイッターなどで就活に関する情報を発信しているケースも多くあります。
そこから情報を得るということも結構あるそう。ただし、すべての情報が性格とは限らないうえ、トラブルに巻き込まれるケースもあるそうなので、よくよく気を付けるようにしましょう。


おわりに
いかがでしたか?
この内容がみなさんの就活に少しでもお役に立てればうれしいです。
次回、第二回は自己分析について詳しく扱っていきたいと思います。
どうぞお楽しみに~!