こんにちは!
やまがた学生情報局のNです!!
【就活生応援企画】の第三弾。
今回は業界分析の方法について書いていきます!!
今回も就活生の方は必見です!!
業界分析の概要

世の中には数多くの「業界」があります。
商社・金融・情報・小売…
就活の観点から見てみると、「どんな仕事をしたいのか」と「どういう業界に進みたいのか」は関係性が比較的強く、世の中にある「業界」を知ることは自分の就職したい企業を見つけるための第一歩と言えなくもないのではないでしょうか。
ちなみに、私は就活を経験する中で、業界分析は大きく2種類に分けられるのではないかと感じました。
①広くて浅めの業界分析
②狭くて深めの業界分析
という2種類です。
①広くて浅めの業界分析
これは「自分がその業界に興味があるか否か」を知るために行うものです。
従って、広く数多くの業界について情報を集め、それについて浅めに知識をつけていく中で、自分自身がその業界が合っているのかを見極めていくことが大切になってきます。この段階で「興味がない」となれば、それ以上の興味のない業界の分析に力を入れる必要は当然なくなり、興味のある業界については②の狭くて深めの業界分析に移っていきます。
②狭くて深めの業界分析
これは「自分が興味を持った業界」についてさらに深く知り、本当にその業界が自分に合っているのかをさらに確認しつつ、その業界の面接で聞かれるであろう業界の事情について知識や自分の意見を育んでいく分析です。従って、その業界について多くの情報を集め、それをもとに深く分析をしていくことが必要になってくるのです。
※もちろん業界分析は大事ですが、業界が全てでもありません。自分なりの企業に求める条件を設定して、業界をまたいで就活をしている人も大勢いるので、「業界分析がすべて」ではないということは抑えておいていただきたいところです。そのような観点からすると、むしろ「企業分析」の方が大切かもしれませんね(笑)
それでは、ここからはそれぞれの方法についていくつか紹介していきたいと思います。
業界分析の方法…広くて浅めの業界分析について
広くて浅めの業界分析では、ざっくりと業界の概要や特徴などを大きく感覚的に捉えるのが大切です。就活生には時間もそれほどない中で分析しなければならないことも考慮すると、業界の「一覧性」がある方が良いのではないかと考えています。
①リクナビの「業界ナビ」やマイナビの「業界地図」で業界について「自分に合った業界」を探す
メリット | デメリット |
表示される企業について興味の有無を選択していくと、 自然と自分が興味のある企業の属する業界の企業が 頻繁に紹介されるようになるため、 現時点で興味のある業界を探しやすい。 | 特になし・・・なはず。 強いて言えば、 それが全てだと勘違いしてしまうことがあること ですかね。。。(笑) |
※参考資料
リクナビの「業界ナビ」
https://job.rikunabi.com/contents/industry/2489/
マイナビの「業界地図」
https://job.mynavi.jp/conts/2022/gyoukaimap/
②合同企業説明会やインターンシップに参加して話を聞いてみる
メリット | デメリット |
深い話や社員の雰囲気まで知ることができるので、 判断がしやすくなる | 時間がかかる (場合によっては交通費などの費用も。。。) |
③「四季報業界地図」(東洋経済新報社)や「日経業界地図」(日本経済新聞出版社)を買ってみて、パラパラと読んでみる
メリット | デメリット |
簡単にかつ幅広い業界について知ることができる | 全てを読んだとしても、 興味の有無までは判断がつかない可能性が大きい (幅広く網羅している分、 就職的な観点からの情報は多くない) |
業界分析の方法…狭くて深めの業界分析について
狭くて深めの業界分析では、「業界のトレンド」や「業界のキーワード」などについて知識を得ていき、面接を十分に乗り切れるだけの知識と物事の見方を得ることがポイントになってくると考えています。従って、大まかにざっくりとした情報を一覧するよりも、むしろ新聞のコラムのように物事の見方に関連するような「深い情報」を得ていくことが大切です。
※例えば、金融業界の場合のキーワードは「フィンテック」だと考えており、それに関する知識と自分なりの考え方や物事の見方を養っておくことが大切だと考えています。
①業界に関する本を読む
本屋さんのビジネス本コーナーには、「〇〇業界に関する本」などのように業界に関する本が売っています。まずはこれを読んでみる手っ取り早いと思います。これを読めば、その業界に関する知識は網羅できるはずです。
②業界のキーワードを取り上げた「新聞記事(コラムがおススメ)」などを読む
キーワードに対する「自分なりのものの見方」を涵養するならば、かなりおススメです。記事の選び方は難しいですが、それもものの見方を養うためのトレーニングですね(笑)
日経新聞はどの業界もよく扱われているので、深いものの見方を養うためにはやはり有効かと思います。
③業界のキーワードを取り上げた本(新書版かな)を読む
新書を読み、考えたことや感じたことをまとめることは、ものの見方を養うことに繋がると考えています。
④YouTube
僕は「言葉」が好きなのであまりYouTubeで勉強するというのはやらないのですが、YouTubeも狭くて深めの業界分析をする上では1つのツールとして有効なのではないかと考えています。結局のところYouTubeも情報の精度に十分に気を付ければ、本とそれほど変わりはないですからね(笑)

終わりに
ポイント
- 広くて浅い業界分析で業界を選んでいこう
- 狭くて深い業界分析で面接に備えながら、自分なりのものの見方を養っていこう
いかがでしたか?
業界分析について書いてきましたが、就活では業界分析が全てでもないと思っています。
(もちろん大事ではありますよ。)
今回の記事も1つの参考として読んでいただけたならば幸いです。
次回は企業分析の仕方についてです!!
お楽しみに◎



