イベント情報

ハナガサデライト|実施報告【インタビュー】

今年楽しみにしていた花笠祭りが中止になり
何か物足りないなと思っていましたが、異例の年には異例のことをしたい!
ということで新しい花笠の形が生まれました。
大学4年生が結集して練りにねって開催したのが『ハナガサデライト』
どんなイベントだったのかをざっくばらんにインタビューしました。

企画の経緯

企画までのながれ

 花笠の源流を理解しながらの文化継承、そして東京オリンピックを契機に半世紀以上も続いた花笠まつりに新しい風を入れることを目的に発足した、学生団体マツリイドの方針を明確に示すためにこのイベントの話合いが進められました。協議会の人に話を聞いたり、尾花沢へ取材に行ったり、街角でアンケートをしたりするうちに、「山形花笠まつり」が58年の歴史の中で初の中止になったことを受け、花笠のイベントの必要性を実感したようです。

イベント内容に関しては、花笠まつりには光のゲートはあるものの直接的な光の演出が無いことに着目し、”花笠×光”のイベントとして発足したのです。

企画してからのチーム体制

 企画が走り出した直後(9月24日)、メンバーには企画責任者、演出担当、事務担当の3人のみで、団体としてイベント主催の実績はありませんでした。その中でできることは直接思いを伝え、協力者を集めることだったそうです。

踊り手として運営メンバーに参画した花笠学生団体「花龍風月」の代表、山形県立保健医療大学の花笠サークル「花の会」の代表の2人。

イベントの企画を開始当初から話し合いに参加していただいたおかげで、現実感を忘れずに企画を進めることが出来たそう。また後援についていた、「山形新聞・山形放送」とも連携しながら企画を進めたのだとか。

協賛企業 計20社を超える企業さんから応援をもらった。その中で、「若い人たちが花笠で山形を盛り上げようとしている。それをぜひとも応援したい」という声を受け取ることが多くあり、イベントを開催する前にイベントを開催することの重要さを改めて認識する良い機会となったそうです。このような意見は、マツリイドの活動を後押しする大きな原動力になりました。

本番までやってきたこと

コロナ禍ではオフラインで運営委員が全員集合することはできませんでした。そこが、今回のイベントを進めていく中で一番難しかったことかもしれません。0から生み出す新しいイベントであったこともあって、認識を合わせること、イメージを共有することに思いのほか、時間を取られた。

また、作業の進捗状況が見えづらいので全体把握が難しく、何が終わっていて、何が残っているのかということを意識していないと、すぐに自分たちの立ち位置を見失ってしまうような感覚にとらわれました。作業の「見える化」、そしてグループLINEだけでなく、個人LINEも広く活用していく重要さを学んだそうです。

 そして、直接声をかけたり、ビラ配りをしたりといった方法は、この情勢では理解を得られづらいばかりか、ターゲットである若い人には響かないと考えられたので、FacebookやInstagram、TwitterなどのSNS、ラジオやケーブルテレビなどのメディアの出演を中心に広告を行っていきました。

当日の流れ

 イベントは光の演出がメインの1部、ツリーを利用しての2部の構成(19:00-21:00の2時間)で行いました。山形駅から徒歩3分ほど、屋内のまま移動できるという立地を生かし、無料、事前予約なしで受け付けることで自然な来客を促す方法でイベントだった。

当日のお客さんの様子

 花笠まつりが中止になったことによって、花笠を楽しみにしていた人が今かいまかと、足を運んでいました。比較的年齢が高い方々が花笠を見に来ていた印象です。また、光の演出を絡めての花笠が物珍しいせいか、目を輝かせて観覧されている方も多く見受けられました。また、ステージを2Fや3Fからも見下ろせるような場所に設置だったので、それが功を奏し、上の階からも覗いている方も継続して10名ほどいらっしゃいました。

当日感じたこと

 「山形を生きる人々の中にある花笠愛をこれ以上感じるイベントは無かったように思います。このイベントのテーマを『2020年、このままじゃ僕らは終われない』としていましたが、それに少なからず共感して下さった方々が足を運んでいただいたように思います。コンセプト、テーマ、イベント名をはじめ、0から企画したイベントを、自分たち運営自身が心の底から楽しめて行えたこと、観客の方に新しい花笠を提供できたこと、そしてそれを応援して下さった多くの企業があってイベントを開催することができ、感無量です。」

と主催の大村さんは語る。

「今後どうしていきたいか」

 花笠の文化継承という花笠の昔を振り返る活動、そして花笠まつりに新しい風を取り込むという新しさを開拓していく活動を継続して行っていきたいと思います。このイベントを皮切りに自分たちができる最善の道を選び取りながら、源流への敬意を忘れずに、学生団体マツリイドは活動していきます。

ABOUT ME
Kazuki
Kazuki
やまがた学生情報局代表です。

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